解決事例
12級6号が認定された事案について、逸失利益や慰謝料など1000万円以上の増額に成功
後遺障害等級:12級6号
保険会社提示額458万円
サポート
後遺障害等級:12級6号
賠償金1500万円
年齢 | 40代 |
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性別 | 男性 |
住所 | 大阪市 |
受傷部位 | 手、腕・肘、肩 |
傷病名 | 右橈骨遠位端骨折、右手部打撲傷、両肩打撲傷、左母指挫創、左母指靭帯損傷 |
治療期間 | 6.9ヶ月 |
後遺障害等級 | 12級6号 |
事故発生から解決まで
事故発生時の状況 | 自転車同士の交通事故です。ご依頼者が交差点を進行していたところ、交差道路の右側から信号無視をして走行してきた相手方に衝突されました。 |
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ご相談の経緯 | 「相手方保険会社から提示された示談金額が低いのではないか」と疑問を抱かれ、インターネットから当事務所にお問合せ頂きました。 |
弁護士の対応 | 本件では、当事務所にご相談頂く前に、後遺障害等級12級6号が相手方保険会社によって認定されており、さらに相手方保険会社から示談金額の提示がなされていました。 そこで相談当日は、後遺障害の認定理由や示談金の内訳が記載された書類などをご持参頂きました。そちらを確認したところ、①後遺障害等級の再審査請求、②示談金の増額の2点について弁護士がお力になれる可能性がありました。 ①弁護士が介入して、相手方保険会社から必要十分な各種資料を取り寄せることが可能です。そこで、弁護士が相手方保険会社から後遺障害診断書を取り寄せ、そこに症状がどのように記載されているかを踏まえて、高い等級を目指せるか否かを再度検討する方針となりました。 ②弁護士が相手方保険会社と交渉することで、裁判所基準という最も高い基準で金額の交渉をすることが可能です。示談金の内訳が記載された書類を確認したところ、裁判所基準よりも低い基準で算出された金額であることが分かりましたので、増額を目指して弁護士が交渉にあたることとなりました。 |
弁護士が対応した結果 | ①後遺障害等級については、ご依頼者と協議したうえで、再審査請求が通る見込みが低いことや再審査請求に際しては時間を要することになる等の理由から、再審査請求を行なわない方針で決定しました。 ②示談金額は、交渉の結果、1000万円以上の増額となる約1500万円となりました。大きな要因となったのは逸失利益(後遺障害の影響で見込まれる収入減の補償)です。逸失利益は当初、約110万円と提示されていましたが、それに対し、適切な労働能力喪失率・喪失期間を主張することで、当方の請求通り約910万円が認められました。 その他の費目もおおむね当方の請求が認められ、1000万円以上の大幅な増額を実現することができました。 |
この記事の著者
弁護士法人えん
交通事故は突然日常を奪います。事故の相手方や、保険会社との交渉、医師とのやり取りといった非日常的な難事が、仕事や家事、安息にあてられるべき時間を圧迫します。あなたの日常生活を取り戻しましょう。私たちがお手伝いします。
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